障害者就労支援シンポジウム

障害者支援ビルメンネットワークの構築と雇用環境の充実

【趣旨・目的】
 環境保護や社会支援が企業活動の不可欠な要素とされる現在、労働集約型産業のビルメンテナンス業(特に清掃作業等の環境衛生管理業務)については、高齢者や障害者の雇用および職業訓練等の積極的な社会支援活動等、我が国の雇用施策および障害者就労施策推進への貢献が望まれています。
 民間企業が責務とされる法定雇用率1.8%を達成するには、これまで地道に実績を積み重ねてきた弊会傘下の47都道府県ビルメンテナンス協会の障害者支援活動を弊会がとりまとめ、公益法人として広く社会貢献を果たすべく、行政や自治体、関係機関、特別支援学校等の協力を仰ぎながら、業界を上げて取り組むための包括的なプログラムを必要としています。
 本シンポジウムは、業界における障害者雇用の実態を明らかにするとともに、今後の雇用推進の方策を立案する意見交換の場としながら、都道府県協会が障害者雇用を推進させるための関係者とのネットワーク構築の一助にすることを目的とします。

開催日時

2007年11月27日(火) 9:30〜12:30(180分)

9:30〜09:35シンポジウム趣旨説明(開催挨拶)
9:35〜10:20「清掃実演会」
・・・神奈川協会・京都協会が協会事業として取り組む障害者支援活動について、
障害者による清掃実演を交えて紹介する。
○神奈川ビルメンテナンス協会清掃実演
−障害者技能競技大会(アビリンピック神奈川)に基づく実演−
○京都ビルメンテナンス協会清掃実演
−京都市立鳴滝総合支援学校の生徒さんによる実演−
10:20〜10:35「清掃作業支援ロボットの開発を目指して」
寺田 信幸 氏(東洋大学工学部機能ロボティクス学科教授)
10:35〜10:40  <休憩>
10:40〜12:30「パネルディスカッション 〜知的障害者就労促進のために〜」
<コーディネーター>
○「知的障害者の建築物清掃への就労の現況と意識に関して」
  高草木 明氏(東洋大学工学部建築学科教授)
<パネラー>
○特別支援学校の立場から
  吉田 宴氏(川崎市立養護学校教諭)
○雇用企業の立場から
  澤田 英治氏(潟qューマックス代表取締役)
  福田 久美子(株交工業専務取締役)
○障害者就労支援機関の立場から
  藤尾 健二氏(千葉障害者就業支援キャリアセンター長)
○行政の立場から
  原田 良子氏(千葉県商工労働部産業人材課 障害者就労支援室長)

主催

社団法人全国ビルメンテナンス協会

後援

厚生労働省、文部科学省、千葉県

対象

障害者および障害者家族/養護学校および教育関係者/障害者雇用企業(特例子会社)関係者/障害者訓練者および訓練施設等関係者/行政機関・団体関係者(文部科学省、厚生労働省、高齢・障害者雇用支援機構等)/ビルメンテナンス協会関係者

入場料

無料

会場

幕張メッセ国際展示場(国際会議室)
〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 TEL 043-296-0515
国際会議室

お問い合わせ

社団法人 全国ビルメンテナンス協会 障害者就労支援シンポジウム係
TEL 03-3805-7560 または お問い合わせページから