<講演概要>
ビルメンテナンス業界が、建築物のメンテナンスサービスを提供してきた中でも、病院という24時間365日稼働の特別な環境に対するメンテナンス業務は、サービス品質の更なる高度化が求められています。
加えて、現状の病院を取りまく社会・経済環境は変化しつつあり、厳しい経営課題に直面する中で、病院は、経営の合理化と健全化を図ることにより経営改善が求められています。
この環境下で、ビルメンテナンス業界は、病院経営に貢献するために何ができるか、何をやらねばならないか、何が求められているかを、病院清掃のマネジメントを基本にして、サービスの多様化を目指す行動計画を迫られています。
その意味で、「病院清掃のマネジメント〜品質向上をめざして〜」の発刊を契機に、清掃管理、環境整備の品質向上を図り、病院経営をサポートする多様なサービスを提供するとともに、マネジメント力をより高め、サービス品質の向上を実現することにより、病院側の理解と共感を得て、ビルメンテナンス企業は、良好な病院運営のパートナーを目指すべきと考えます。
<講師プロフィール>
1967年大阪外国語大学フランス語学科卒業後、伊藤忠商事入社。産業機械の内地営業、輸出(中近東・アフリカ)の営業を経て、医療機器販売、海外病院建設、子会社ファシリティ・マネジメント・ジャパン社長等歴任後、1999年東京美装興業鞄社 IFM営業部長、営業開発部長歴任。
現在経営コンサルタント「マネジメント21」代表。