補助金・助成金情報#67
2023年度より、出産育児一時金が42万円から50万円へ増額
2023/04/14 10:00
2023/04/14 10:00 更新
2023年度より、出産育児一時金が42万円から50万円へ増額
2023年度になると、さまざま制度が開始したり、変更されたりします。その中でも大きなトピックとして「出産育児一時金の増額」が挙げられます。
出産育児一時金は、子どもを産んだ家庭に対して、子ども1人につき原則42万円を支給する制度です。2023年度になると、その支給額が42万円から50万円に増額されます。
政府では、地方で特に際立つ少子化傾向、および都市部を中心とした出産費用の増加傾向を踏まえて「異次元の少子化対策」を掲げ、2023年4月に「こども家庭庁」も立ち上げられます。出産育児一時金の増額はその過程で実施される施策となります。
今回は出産育児一時金の要件について解説します。
<出産育児一時金の要件>
出産育児一時金の対象者は、健康保険の被保険者及びその被扶養者です。また、対象となる出産は「妊娠4カ月(85日)以上の出産」です。なお、この「出産」には早産・死産・流産・人工妊娠中絶も含まれます。
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