資格試験委員会は「業界の技術レベル向上及び技術者の育成(公的資格分野)」を目的として、各種検定試験・研修・講習を実施しています。検定試験や講習会の観点からビルメンテナンス業界に求められる技能・知識レベルの精査を行い、試験・講習内容に取り込んでいけるよう検討と実施を行っています。
また、試験は国内に留まらず海外試験(ビルクリーニング分野特定技能1号評価試験)の実施により、ビルメンテナンス業界における海外人材活躍の環境を整備しています。
2024.10.23
2024年度第3回資格試験委員会
●ビルクリーニング特定技能1号評価試験実施要領の改正
CBT試験の導入に向けた実施要領の改正案が審議され、承認されました。2024年11月中に入管庁との協議を終えて改正を行う予定です。
●ビルクリーニング技能検定試験の見直し
2027年度より施行が予定されている育成就労制度も視野にいれ、ビルクリーニング技能検定の試験を見直していくことに向け、コンセプトが協議されました。各委員より活発に意見が出され、次回コンセプトの決定と試験問題検討WG(仮称)設置の検討を行うことが承認されました。
●ビル設備管理技能検定再構築WG
9月に保全委員会と合同で開催された本検定の見直し会議において、本検定をゼロベースで見直し、顧客ベネフィット・社会ニーズに貢献できる資格に改革を行う事になったことについて報告がされ、資格試験委員会としても見直す方向性で承認されました。引き続き保全委員会と合同でWG設置についてメンバー等の協議を行います。
●報告事項 下記の内容について報告されました。
1)2024年度ビルクリーニング技能検定全国水準調整会議(今年度の対応)
2)2024年度ビル設備管理技能検定の結果報告及び学科試験問題について
3)2024年度第2回特定技能2号評価試験の結果報告
4)2023年度特定技能1号評価試験における合格証明書の返還及び合格の取り消し)
●次回開催予定
次回開催は2024年12月頃を予定しています。
2024.9.5
2024年度第2回資格試験委員会
●ビルクリーニングものづくりマイスター制度について
厚生労働省との協議結果を共有し、業界の普及啓発のため協力を行うことで承認されました。ものづくりマイスター制度へのビルクリーニングの追加については、2024年12月頃に決定されます。
●ビルクリーニング技能検定 実技試験の化学物質対応
資機材検討WGの検討結果を共有し、今年度の対応方法を決定しました。関係する等級の受検者には、実技作業試験問題でお知らせすることにしました。
●ビルクリーニング技能検定の試験問題見直し
会員の皆様にご協力いただいたアンケート結果を共有し、ビルクリーニング技能検定の試験問題の見直しに向けて、コンセプト(方向性)を明確にすべく、引き継ぎ協議を行うこととなりました。
●報告事項 下記の内容について報告されました。
1)ビルクリーニング技能検定の申込状況(速報値)
2)ビルクリーニング技能検定 実技ペーパーテストのCBT試験対応
3)ビルクリーニング特定技能試験ネパールの視察
4)ビルクリーニング特定技能の業務範囲の考え方
5)2024年度ビル設備管理技能士検定 台風の対応について(延期)
●次回開催予定
次回開催は2024年10月頃を予定しています。
2024.6.24
2024年度第1回資格試験委員会
●ビルクリーニング技能検定関係のWG設置
資機材の化学物質対応等を検討するWGの設置が承認されました。
●ビルクリーニングク実技試験課題への意見収集
実技試験の改定に向け、会員各位へのアンケート実施について審議しました。その結果、改定の趣旨や目的を明確にして実施することが承認されました。
●特定技能関係のWG整理、ネパール視察の可否
2号試験の開始、および1号試験のCBT試験導入のため、WG体制の整理を行うことが決定されました。また1号試験のネパール実施に向けた視察について審議され、承認されました。
●ビルクリーニング技能検定の化学物質対応方法
資材等に含まれる化学物質対応について、資機材合同会議で挙げられた意見を共有し、前回に引き続き協議しました。その結果、資機材検討WG(7月5日)の結果等を当委員会でも共有し、引き続き協議を行っていくこととなりました。
●ビルクリーニング技能検定受検案内
今年度の受検案内について、CBT試験に関する説明に不足がないか協議しました。
●厚生労働省「ものづくりマイスター」への協力
厚生労働省より協力依頼のあった「ものづくりマイスター」について協議、引き続き検討することにしました。
●厚生労働省団体等検定の活用
2024年3月に設置された厚生労働省の団体等検定制度について、当協会としての活用について協議し、引き続き検討を行うことにしました。
●ビル設備管理技能検定の見直し
受検者数増加に向け、保全委員会との連携や試験内容の変更等について協議し、事業登録の要件への追加、オンラインセミナーによる普及、出張試験の実施などの意見が出され、引き続き協議を行うこととなりました。
●報告事項 下記の内容について報告されました。
1)2023年度事業報告(案)・決算(案)
2)技能検定内部監査報告
3)第1回特定技能2号評価試験の実施報告
4)2024年度特定技能1号試験の開催計画
5)外務省特定技能PR動画への協力
●次回開催予定
次回開催は2024年9月頃を予定しています。
2024.4.8
2023年度第5回資格試験委員会
●2024年度事業計画・予算(2次案)
前回からの変更点について確認のうえ、予算の変更等について審議が行われ、承認されました。
●2024年度ビルク技能検定の化学物質対応方法の協議
新たな化学物質規制について、技能検定試験で使われている全課題の洗剤や溶剤を洗い出し、化学物質等の成分について調査し、対応を引き続き協議していくことになりました。
●ビルクリーニング技能検定課題見直しの実施計画に対する協議
実技試験課題の見直しについて、今後のスケジュールを協議しました。その結果、会員の皆様へ技能検定の意見を募り、検定課題見直しの方向性やコンセプトを定めることになりました。
●ビルクリーニング分野特定技能について
特定技能について、下記の内容が承認されました。
1)第1回特定技能2号評価試験の実施内容
2)受検手数料および合格証明書発行手数料の変更
3)特定技能1号評価試験問題作成WGの設置
4)スリランカ視察の報告および今後の試験スケジュール案
5)外国人向けビルクリーニング紹介動画の完成報告
6)2024年4月以降5年間の特定技能受入見込数(37,000人決定)
●次回開催予定
次回は2024年6月24日の開催を予定しています。
2024.2.27
2023年度第4回資格試験委員会
●2024年度ビルクリーニング技能検定CBT試験
2024年度から導入を予定しているCBT試験について、申込から試験実施時期、合否判定までの流れを検討し、承認されました。受検者が忘れずにCBT試験の申込を行えるよう、申込期間や注意喚起などについても検討しました。
●ビルクリーニング特定技能1号評価試験の特別配慮対応
特定技能1号評価試験の特別配慮を求める受検者の対応について、技能検定の特別配慮対応にならい、特別配慮申請書、医師の診断書の提出を求めたうえで配慮することが承認されました。
●建築物管理訓練センターとの資機材合同検討会
ビルクリーニング技能検定の実技試験について、建築物管理訓練センターと資機材に関する意見交換を行うこととしました。
また、実技試験課題の大幅な見直しに向けて、各地区の検定委員から4~5名(立候補制または各地区の推薦)、公募制などで積極的に参画されたい方を募集することにしました。
●2024年度事業および予算第1次案
前年度からの主な変更点について説明がされ、委員より挙げられた意見を踏まえた上で2次案を作成することとしました。
●技能検定両方免除の随時受付
今年度から学科試験・実技試験の両方免除者の合格認定手続きを随時行うこととなりました。
●次回開催予定
次回は2024年4月8日の開催を予定しています。
2024.1.18
2023年度第3回資格試験委員会
●2024年度ビルクリーニング技能検定の学科試験のCBT変更
前回委員会に引き続き、ビルクリーニング技能検定1級・2級・3級の学科試験及び実技ペーパー試験をCBT試験に変更すべく、CBT運営会社を決定しました。
CBTに変更することにより、47都道府県、全国200か所以上のテストセンターで受検可能となりますので、受検者の利便性が高まることが期待できます。
2024年度からの変更を予定しています。
●2024年度特定技能のCBT変更
前回委員会に引き続き、特定技能1号評価試験に関してもCBT試験に変更すべく、CBT運営会社を決定しました。
CBTに変更することにより、試験開催国の拡大、試験回数の増加が可能となります。
今後、試験問題等の検討をすすめ、入管庁や厚生労働省と協議を行い、2024年内での変更を目標としています。
●特定技能1号評価試験のスリランカ視察
特定技能1号評価試験をスリランカで行うべく、2月下旬~3月上旬に視察することを決定しました。
試験候補会場をはじめ、スリランカ政府や大使館を訪問予定です。2024年6月ごろの試験実施を目指します。
●ビルクリーニング技能検定の実技課題の変更
ビルクリーニング技能検定の実技課題の見直しについて議論しました。
次回以降も引き続き議論し、検討組織など具体的な進め方を決めていく予定です。
●次回開催予定
次回は2024年2月27日の開催を予定しています。
2023.11.08
2023年度第2回資格試験委員会
●2024年度ビルクリーニング技能検定の学科試験のCBT変更
2023年度事業計画に記載の「学科試験におけるCBT活用」に関して検討を行いました。
引き続き、CBT活用に向けたコストの精査、CBT運営会社の比較検討を実施していくこととしました。
●2024年度特定技能のCBT変更
特定技能1号評価試験に関して受験者の利便性向上と受験者増を目的としたCBT試験への変更を検討しました。
特定技能1号評価試験を実施している12業種のうち、70%がCBT試験を導入しています。ビルクリーニング分野においても具体的な検討を引き続き実施していくこととされました。
●ビルクリーニング技能検定の実技課題の変更
ビルクリーニング技能検定の実技課題に関して現状に合わせた変更を行っていくべきではないか、今後議論してくこととされました。
●次回開催予定
次回は2024年1月18日の開催を予定しています。
2023.09.26
2023年度第1回資格試験委員会
2023年度第1回目となる本委員会では、新たな委員長のもと委員会の目的および進め方、担当事業等が共有されました。
委員メンバーはこちら
●資格試験委員会所轄の専門委員会、WGの担当委員の決定
本委員会が所轄する専門委員会・WGについて、下記のとおり担当委員を決定しました。
なお、本委員会が所管する会議体は下記のとおりです。
・従事者研修テキストWG
・害虫防除業中央協議会
・監督者講習修了認定判定WG
・ビルクリーニング技能検定 試験問題作成WG
・ビルクリーニング技能検定 実技作業試験改訂作業部会
・ビル設備管理技能検定試験問題作成WG
・特定技能実施委員会
・特定技能試験問題検討WG
●各事業概要について
上記の専門委員会・WGの担当委員を決定するに際して、各事業の概要と前体制からの決定・継続検討事項が共有され、今後行っていく施策などについて議論されました。
●次回開催予定
次回は11月8日の開催を予定しています。
2023.04.24
2022年度第6回資格試験委員会
前回(第5回)委員会に引き続き、来年度の事業計画・予算最終案について議論を交わすと同時に、次年度開催の検定スケジュールや各種ルール変更について取り決めました。
●特定技能試験官の委嘱
前回委嘱(2021・2022年度)時より10名追加し、全国で計56名の試験官委嘱を決定しました。
ビルクリーニング分野特定技能1号評価試験の運営体制強化(新任試験官育成・試験回数増加)を図ることを決定しました。
●各種講習会における実務経験虚偽申請に対する注意喚起対応
厚生労働省より、建築物環境衛生管理技術者講習の申請に際し、事業者が虚偽の実務経験証明書を作成して従業員に受講させていたことが発覚し、免状を返納させる事態が発生したこと、また適正な証明を徹底するよう注意喚起があったことを踏まえ、通知の発出などを確認しました。
●次回開催予定
次回は6~7月ごろの開催を予定しています。
2023.03.03
2022年度第5回資格試験委員会
来年度の事業計画・予算について議論を交わすと同時に、次年度開催の検定スケジュールや各種ルール変更について取り決めました。
●2023年度 各種講習・検定に係る変更点
2023年3月13日より、2023年度の検定・特定技能試験については受験者(引率者含む)の体調報告やマスクの着用義務を撤廃し、任意とする旨決定しました。ただし会場での検温は引き続き行うことを確認しました。
●清掃作業監督者講習のプロモーション
2022年度中に検討・分析を続けている監督者講習の受講状況について、より多くの受講者(社)数を目指し、会員企業を対象にヒアリングやニーズ調査を行うことを決定しました。
●特定技能(ビルクリーニング分野)の現況と計画
特定技能2号制度実施に向けた検討(技能水準、受験要件等)を行いました。
また、特定技能1号試験の次年度開催計画(インドネシア・カンボジア・タイ・フィリピン等)の検討を行いました。
●次回開催予定
次回開催は4月24日を予定しています。