subsidy subsidy_sp

補助金・助成金情報#9
『新製品・新サービスの開発を支援!中小企業庁のものづくり補助金とは?』

2020/10/01 10:00

新製品・新サービスの開発を支援!中小企業庁のものづくり補助金とは?


 補助金の中でも最も人気が高いものづくり補助金(令和元年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」)が中小企業庁にて公募されています。ものづくり補助金は、中小企業等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する補助金です。

 「ものづくり」という言葉から製造業しか申請できないというイメージを持たれがちですが、実際には製造業以外の事業者も多数申請し採択されています。

 たとえば、ビルメンテナンス業を営む東京都の株式会社オアシスソリューションでは、「洗浄力が高い安心安全な給水管洗浄サービスの開発」という事業で採択されました。また同じくビルメンテナンス業の札幌施設管理株式会社では、「非破壊検査による配管劣化診断と建築物長寿命化へのコンサルティング事業」という事業を行い、ものづくり補助金を受給しています。このように、ビルメンテナンス業のような一見「ものづくり」と関係がない業種でも十分申請できる可能性があります。

 今回はこのものづくり補助金について簡単な概要や申請の流れについてご紹介します!尚、ものづくり補助金には一般型・グローバル展開型・ビジネスモデル構築型の3つのタイプがありますが、今回はほとんどの中小企業が対象となる一般型について解説します。

 ものづくり補助金は補助上限額1000万円、補助率1/2(小規模事業者は2/3)となります。公募は通年で行わており、約3カ月ごとに締切が設けられています。尚、2020年9月現在では、4次締切(2020年11月26日まで)が公募されています。

この記事はマイページ会員限定です。登録(無料)すると続きをお読みいただけます。