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「2023年度 労働災害発生報告システム集計報告」を公開しました

2024/07/17 10:00

本年4月1日より「ビルメンテナンス業」の労災保険率が5.5/1,000から6/1,000へ引き上げとなり、2027年3月31日まで適用されます。労災保険率の次回改定は2027年4月に予定されておりますが、この改定で労災保険率が引き下げられるためには、目安として労働災害の発生を毎年約5%削減することが必要です。

労働災害防止活動にお役立ていただきたく、全国協会では、2023年労働災害発生報告システムに基づく労働災害実態報告を作成いたしました。

資料は以下からご覧いただけますので、ぜひご活用いただき、従事者の安全確保と、労災保険率の引き下げに向けてお力添えいただきますようお願いいたします。

●2023年労働災害発生報告システム年間集計結果概要

<集計期間>
2023年1月~12月

<2023年 災害発生状況>
・労働災害発生報告システム報告件数: 2,169件
・労働災害発生報告システム報告件数(休業4日以上): 935件
・厚生労働省公表労働災害発生件数(休業4日以上): 3,615件

<2023年 事故の型別割合(上位5)>
①転倒:44% ②墜落・転落:9% ③交通事故:8% ④激突:7% ④動作の反動等:7%

<2023年 年齢階級別死傷者数(上位3)>
①65歳以上:50% ②50~59歳:17% ③60~64歳:14%

<2023年 休業日数割合(上位5)>
①休業なし:39.3% ②31日以上:21.2% ③4日以上:13.7% ④3日以内:12.6% ⑤15日以上:11.5%


過去の集計結果はこちらからご覧いただけます。