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キャリアマップ、職業能力評価シート、導入・活用マニュアル

厚生労働省のビルメンテナンス業「キャリアマップ」「職業能力評価シート」および「導入・活用マニュアル」が完成しました。

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厚生労働省では、これまで業種毎に整備してきた「職業能力評価基準」をベースとした企業内人材育成支援ツールの開発を平成22年度より事業として開始しています。「職業能力開発基準」とは、仕事を行う上で必要な「知識」「技術・技能」「成果に繋がる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に体系的に整理したもので現在では48業種まで完成しています。ビルメンテナンス業においても、平成19年度に同基準が整備されています。平成24年度には、この職業能力評価基準を基盤としつつ、より“使い勝手のよい”企業内人材育成支援ツールを整備することを目的とした事業が開始され、ビルメンテナンス業は、その対象業種として選ばれました。そこで当協会としても会員企業、ひいては業界全体の発展、人材育成に関する社会的貢献の一環として、当該事業へ協力してきました。

今般、事業の活動を通じて、ビルメンテナンス業における代表的な職種における能力開発の標準的な道筋を示した「キャリアマップ」、人材育成の促すことができるシンプルなチェック形式の「職業能力評価シート」が完成いたしました。この事業についての概要、人材育成のための各種ツールの使い方及び帳票類について関心がある方は厚生労働省のホームページをご覧ください。帳票類も同時にダウンロードできます。

また、ツール類(主に職業能力評価シート)を使用して、企業内におけるコミュニケーション円滑化、自己啓発等へ活用するためのオプションツールとして「OJTコミュニケーションシート」を用意しています。帳票をご入用の場合はこちらからダウンロードしてください。各企業における人材育成、労働力確保などに是非お役立てください。

なお、全国ビルメンテナンス協会では、各ツールの導入を検討している企業様に対し、これを支援するための説明会・セミナーの開催を予定しております(開催日等は未定)。また、今秋開催のビルメンヒューマンフェア’13では、分科会「人材育成と職業能力評価基準活用のためのセミナー」を実施の予定です。ぜひご参加ください。