いよいよヒューマンフェア開幕!
注目の講演会・セミナーご紹介
2021.11.19 12:00 更新
11月24日(水)より開幕する、業界最大規模のイベント「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2021」。本記事では、注目すべき講演会&セミナーについてご紹介します。ぜひ自社の経営課題の解決や、企画立案にお役立てください。
注目の講演会・セミナーご紹介
【11月24日(水)】
テーマ:「学ぶ!」〜コロナ時代の人材育成、人材活用〜
学びで組織を強くする
【BMA24-1】
日時:11月24日(水)10:30~11:30
会場:ビルメン講演会場A
組織を強くするためには、的確な経営戦略、時代や環境に対応した仕組みや制度、明確な将来のビジョンが必要です。しかし、組織の強弱さ左右する最大の要因は、結局のところ”人”に他なりません。「学びで組織を強くする」とは、組織の中での効果的な”学び”を実現することで、人が成長し、組織自体も成長していくことを意味します。本講演では、ビルメンテナンス業界において効果的な学びを実現するためのポイントを解説します。
取締役 永野宏樹氏
本セミナーからヒントを得ていただき、皆さんの会社の社員も組織もともに成長していきましょう。ぜひご参加をお待ちしています。
社内リーダーとしてのインスペクターの役割
【BMA24-2】
日時:11月24日水(木)13:00~14:00
会場:ビルメン講演会場A
清掃業務の品質を高めるために、建築物清掃管理評価資格者(通称:インスペクター)が自社の作業結果を点検し、それを元に業務改善を図り、必要に応じて発注者へ改善提案を行うインスペクションについて詳しく解説します。
専任講師 北山克己氏
リーダーとして期待されるインスペクターの活動内容や、官公庁物件並びに民間物件におけるインスペクション事例について詳しくご紹介します。従事者の多様化や、建築物の複雑化等によって今後、清掃サービス自体が変容していくことが予想される中、組織を支えるリーダーとして、インスペクターに期待される役割は、ますます増していくと思われます。
5W1Hマネジメント発想で考える「現場リーダーの知恵と工夫」
【BMA24-3】
日時:11月24日(水)15:00~16:30
会場:ビルメン講演会場A
労働力集約型産業であるビルメンテナンス業において、組織マネジメントはきわめて重要です。理想的な組織マネジメントを実現するには、現場リーダーのマネジメント思考が求められます。常に状況が目まぐるしく変化し続ける現代において、シンプルかつ有効なスキル強化策のひとつに、5W1Hマネジメントという考え方があります。病院清掃、選手村ハウスキーピング、商業ビルの設備管理など……、それぞれの状況におけるマネジメント課題は様々です。5W1Hマネジメント思考でチーム運営を分析することで、課題解決方法が見えてくるはずです。
ビジネスコンサルタント 渡邉光太郎氏
著書に『シンプルに人を動かす 5W1Hマネジメント』他多数。
【11月25日(木)】
テーマ:「生きる!!」〜多様性に生きる〜ビルメンテナンス〜
特定技能 勝ち組になるための3つの提言
【BMA25-1】
日時:11月25日(木)10:30~11:30
会場:ビルメン講演会場A
2019年4月より運用が開始された新在留資格「特定技能」。外国人材の受入れが始まって以来、在留者の推移は大きく伸長していますが、ビルクリーニング業界では21年8月時点で未だ455名の在留にとどまり、受け入れ促進に向けて様々な課題が存在すると考えられます。本セミナーでは、深刻化する人手不足の対応策となる特定技能制度の概要だけでなく、企業が抱えるコストや人材の募集方法、手続きに関する疑問を3つのポイントに分けて分かりやすく解説します。
代表取締役 柴崎洋平氏
コロナ収束見込みで再び危惧される深刻な人手不足。特定技能を活用し、優秀で日本語も話せる外国人材の積極採用は今が最大のチャンスです。特定技能と技能実習の違いや懸念に関する説明から、いかに特定技能での採用メリットが大きいか感じていただけるはずです。
外国人材が定着する会社、早期離職する会社。その違いを生み出す「CQ」とは?
【BMA25-2】
日時:11月25日(木)13:30~14:30
会場:ビルメン講演会場A
外国人材が活躍して事業が大きく飛躍するビルメンテナンス会社があります。一方で採用しても職場にうまくなじめず早期離職が続く会社もあります。その違いは何でしょうか。株式会社エイムソウルが東京大学博士などの専門家チームと研究したところ、その鍵は「CQ(異文化適応力)」にありました。本セミナーでは、曖昧な日本企業の文化風土の実態を明らかにしながら、CQの説明、適応力の高い外国人材を見抜くポイント、外国人材を受け入れるための具体的な手法を解説します。
代表取締役 稲垣隆司氏
海外での経験から、日本のサービスレベルは素晴らしいと感じます。特に清掃のレベルの高さは類を見ません。日本で清掃技術を学ぶ外国人は今後どんどん増えてくるでしょう。この人材流動を掴むために”日本文化の特異性”について学んでいただければ幸いです。
インドネシア版特定技能人材雇用プログラム始動
~ワンストップサービスを目指して~
【BMA25-3】
日時:11月25日(木)15:30~16:30
会場:ビルメン講演会場A
外国人材の採用時や受け入れ、入社後の不安を解消するため、会員企業様向けに「ワンストップ・サポートサービス」を立ち上げたビルクリーニング外国人材受入支援センター。人材募集・選考・技術訓練・日本語訓練・入出国手続きなどを同センターが一括サポートすることで、はじめて外国人材を採用する企業様も安心して検討できる体制づくりを目指しています。セミナーでは、不安解消のポイントや支援内容などを具体的に説明します。
事務局長 井上雄二氏
インドネシアのトレーニングセンターにて、特定技能人材の育成に向けた訓練が始まりました。本セミナーでは、どこよりも早くその様子をお伝えします!
【11月26日(金)】
テーマ:「進む!!!」〜ビルメンテナンスニュートピックス〜
エコマーク「清掃サービス」
ビルメンテナンス業界における活用と展望
【BMA26-1】
日時:11月26日(金)10:30~12:00
会場:ビルメン講演会場A
今年2月より、エコマークの商品類型に「清掃サービス」が追加されました。将来、業務の受注において、エコマーク認定の有無が影響することも予想されるなど、ビルメンテナンス業界への影響は小さくありません。本セミナーでは、エコマーク「清掃サービス」の内容を紹介するとともに、認定を活用している事業者を交え、「環境配慮」を強みとしたビルメンテナンス経営、そしてエコマーク「清掃サービス」のビルメンテナンス業界における活用と将来展望を探ります。環境省およびエコマーク認定機関の担当者による講演会に加え、会員企業の清掃業務責任者や全国協会事務局職員を交えたディスカッションを予定しています。
環境省大臣官房 環境経済課 課長補佐 田中裕涼氏
公益財団法人日本環境協会エコマーク事務局 基準・認証課 主任 川口徹也氏
「ビルメンWEBスペシャルセッション」
ビルメンとテクノロジーの共存戦略
【BMA26-2】
日時:11月26日(金)12:30~14:30
会場:ビルメン講演会場A
コロナ禍以降いっそう深刻度合いを増し、業界を越えた争奪戦も始まっている労働市場の人手不足と、人口高齢化の影響が各所で見え始めている日本社会。人間の身体を使って生み出す労働力と膨大な労働者数によって成り立ってきた清掃産業にとって、清掃ロボットに代表されるテクノロジーとマンパワーを組み合わせた最良なパフォーマンス&スキルはまだ見出されていません。この状況に新たな解決策を提示するため、ビルメンテナンスと大手電機メーカー、大手自動車メーカー研究開発部門がそれぞれ取り組む好事例を紹介し、今後のビルメンとテクノロジーの共存戦略を議論します。
①事例紹介「人の働き方と共存できる清掃ロボットの在り方」
②事例紹介「高齢者も障害者も楽しむビルメンモビリティワーク」
③「ビルメンとテクノロジーの共存戦略」ディスカッション
登壇予定の企業および識者/
NTT西日本グループ テルウェル西日本、パナソニック、日本空港テクノ 赤岩洋志氏、本田技術研究所 先進技術研究所 フロンティアロボティクス 小橋慎一郎氏、東北大学 産学連携先端材料研究開発センター 客員教授 多喜義彦氏、ビルメンWEB編集長 内野一郎
効率化・標準化を目指した
シティーホテルにおける客室清掃の作業行動分析
【BMA26-3】
日時:11月26日(金)15:00~15:30
会場:ビルメン講演会場A
この研究発表では、某シティホテルにおける客室清掃員の作業行動を観察して、そこに生じる「無理」「無駄」を分析することで、一室あたりの作業時間を約2/3にまで削減するために、どのような方策が必要であるのかを考察します。業務品質を維持する前提で、どれだけ作業を効率化し得るのか、具体的な作業行動を元に検証します。
建築保全業務ロボット研究センター長
建築デザデイン学科 教授 杉田 洋氏
建築保全業務ロボット研究センター
機械システム工学科 教授 宗澤良臣氏
今回の研究発表は、清掃作業の標準化を目指して実施したものです。将来的にはこの研究成果をもとに、「ロボットに任せる作業」と「人が続けるべき作業」の選別につながると考えています。
コロナ禍の清掃現場におけるロボット活用について
~清掃現場が抱えるその悩み、ロボットで解決できるのか?~
【BMA26-4】
日時:11月26日(金)16:00~17:00
会場:ビルメン講演会場A
業務用清掃ロボットのJIS規格策定により最低限の性能が担保されたことで今後、本格的な社会実装がさらに加速するとみられます。そこで、「コロナ禍におけるビルメンテナンスの現状」「ロボットの導入状況」「さらなる社会実装に向けて必要な取り組み」といったテーマについて、ビルメンテナンス企業および業務を発注する不動産デベロッパーをパネリストを迎えて討議を行います。
ファシリテーター/
日本ビルメンロボット協議会 特別顧問 田中幸仁氏
パネリスト/
TIS株式会社 長井大典氏、三菱地所株式会社 大庭敏夫氏、日本管財株式会社 和泉田博史氏、株式会社ザイマックス不動産総合研究所 鎌田佳子氏
コロナ禍における業務負担の増加、発注側の企業規模による相違点、テナントや施設利用者からの評価、設備保全と賃料等の相関関係など、現場の実情を踏まえてロボットの社会実装の展望について議論します。
※講演会・セミナーの聴講には事前登録が必要です※
この他にも、有益な情報を発信するプログラムが続々!
聴講を希望される場合は、公式サイトにて「来場事前登録」および「セミナー聴講登録」が必要です。講演会・セミナーの詳細は、公式サイト内「講演会・セミナープログラム」にてご確認ください。
ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2021開催概要
会期:2021年11月24日(水)~26日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)西展示棟3・4ホール
主催:公益社団法人全国ビルメンテナンス協会、一般社団法人日本能率協会
共催:一般財団法人建築物管理訓練センター、公益社団法人東京ビルメンテナンス協会