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補助金・助成金情報#27
『適切な労務管理を支援!働き方改革推進支援助成金(労働時間適正管理推進コース)とは?』

2021/07/01 10:00

適切な労務管理を支援!働き方改革推進支援助成金(労働時間適正管理推進コース)とは?

 厚生労働省の「働き方改革推進支援助成金」は職場の働き方改革にかかる費用を補助する例年大人気の助成金です。この助成金には、終業から始業までの間に一定の休息時間を設ける勤務間インターバル制度の導入を支援する「勤務間インターバルコース」、時間外労働の削減や年休取得を支援する「労働時間短縮・年休促進支援コース」があります。

 そして、令和3年度から新たに「労働時間適正管理推進コース」が追加されました。今回はこの働き方改革推進支援助成金(労働時間適正管理推進コース)について解説します。

 2020年4月1日より、出勤名簿等の労務管理関係の書類を保存しなくてはならない期間が3年間から5年間に変更されました。当面の間は3年間のままでも良いとされていますが、どの事業主もいずれは5年間に延長しなくてはなりません。

 そこで厚生労働省では、事業主による労務管理書類の適切な保存を促すため、労働時間適正管理推進コースを設けました。労働時間適正管理推進コースでは、労務管理書類の適切な保存=労働時間の適正管理のために行う、時間外労働削減等の働き方改革に資する取組に対して、その費用の一部を補助します。

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