補助額アップ・特別枠新設！最新のものづくり補助金をご紹介！

2022年2月16日(水)より、ものづくり補助金の10次締切が公募開始しています。補助上限額のアップや特別枠の新設等、今までの要件が大幅に変更されています。要件が大幅に変更されています。そこで今回は2022年度以降の新しいものづくり補助金について、前回からの変更点を中心に詳しく解説していきます。
　まず大きく変わったのは補助上限額です。前回までのものづくり補助金では従業員数に関係なく、補助上限額1000万円でした。しかし10次締切以降、従業員5人以下：750万円、従業員6～20人：1000万円、従業員21人以上：1,250万円と上限額が従業員数によって変動します。尚、補助率については前回と変わらず中小企業は1/2、小規模事業者は2/3となります。

　対象事業者の範囲も変更されます。中小企業・小規模事業者に加えて、特定事業者の一部、再生事業者も申請できるようになります。
「特定事業者の一部」は、資本金の額または出資の総額が10億円未満であり、従業員数が「製造業・建設業・運輸業・その他の業種：500人」または「卸売業：400人、ソフトウェア・情報処理サービス・旅館業を除くサービス業・小売業：300人以下」を満たす事業者です。この条件に該当すれば、中小企業の定義に当てはまらない中堅企業でも申請できます。