「剥離洗浄廃液の処理・排出方法に関するガイドライン」発行
建築物の清掃管理においては、美観や耐久性の観点から、効率的かつ作業性に優れた様々な手法が開発されています。床維持剤による管理もその手法のひとつですが、剥離剤で汚れた床維持剤を取り除いたときに、排出基準値を超えた廃液を出すことがあり、それが公共用水域に直接排出されると水質を悪化させます。
そこで、当協会では、平成19年にガイドラインを策定・公表し、適正な処理に向けての普及啓発に努めて参りました。その後、ビルメンテナンス会社による廃液の減量化や清掃作業者による処理、メーカーによる環境に優しい床維持剤の開発や剥離剤の技術なども進展し、行政の指導も行われるようになりました。
このため、当協会では、平成19年のガイドラインを踏まえた新たなガイドライン「剥離洗浄廃液の処理・排出方法に関するガイドライン」を策定いたしましたので、お知らせいたします。
本ガイドラインがビルメンテナンス会社、建築物所有者・管理者をはじめとする多くの方々に活用され、剥離洗浄廃液の適正処理に役立てられることを期待します。
※なお、本ガイドラインは下記ダウンロードリンクよりダウンロードしてご利用いただけます。
発行:平成28年3月31日
【目次】 ●ガイドライン ●解説 ・床維持剤の塗布と剥離洗浄廃液の処理 ・床維持剤の種類と特徴 ・剥離剤の種類と特徴 ・剥離洗浄廃液の清掃作業者処理 ・剥離洗浄廃液処理の相応分担 ・関連法規制と基準 ●参考資料(契約書の雛型等) |
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発行:平成19年5月31日
【目次】 ●廃液処理に関する事故事例 ●関連法規制と基準 ●廃液の成分 ●廃液の適正処理 ●まとめ ・Q&A ・関連用語 ・清掃作業廃液処理方法(記録用紙参考例) |
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