天井・障子・桟(さん)・壁
①表面についたホコリなどの汚れを掃除機でよく吸い取ります。
②必要に応じ、水・中性洗剤を染みこませたぞうきんで拭きます。
※漆喰(しっくい)の壁は水拭きできないので注意しましょう!
床面
【フローリング(板張り)・塩化ビニルタイル】
①掃除機やホウキでホコリ等の汚れを取ります。
②乾いたぞうきんで乾拭き(からぶき)します。
③汚れがひどい場合は濡れぞうきんで拭いた後、乾いたぞうきんで乾拭きし、水分を取りましょう。
※フローリングの場合、頻繁に濡れぞうきんを使うと、床板のひび割れなど悪影響を引き起こすので注意しましょう!
【畳】
①掃除機・ホウキなどは、畳の目にそってかけましょう。
【カーペット(じゅうたん)】
①掃除機を使い、ホコリなどの汚れを取ります。特にカーペットは汚れが目立ちにくく、汚れを包み込んでしまうので、汚れが目立たなくても毎日掃除機をかけましょう。
②汚れがひどくなったら、専門の業者へ依頼しましょう。
電化製品
①水・溶剤での拭き取りは、表面の劣化や漏電、引火の可能性があるので、おそうじをする時は説明書をよく読んでから行いましょう。
家具
①表面に付着したホコリをハタキで払い、柔らかい布で乾拭きします。
②内部に溜まったチリ・綿くずは掃除機で吸い取ります。
※スチール製品は水拭きできますが、木製品は水に弱いので注意しましょう。
ホウキやハタキ、掃除機を使うときは、まず窓を開けて。チリやホコリが舞い上がるので、特にアレルギーを持つ家族がいる場合は、掃除機の延長用ホースを使って本体をお部屋の外に置くなど、排気に注意しましょう。
レンジフードや換気扇、照明器具や壁などは、ふだん目につかずあまり気にならない反面、お手入れが行き届かない場所です。特にキッチンの油汚れは、時間の経過や光、熱などで変質し、汚れが落ちにくくなるばかりでなく、マンションのキッチンにあるダクト内の油汚れは火災の原因にもなります。定期的に点検をし、適切なお手入れを心がけましょう!
大そうじは年末!と思いがちですが、最低でも6ヶ月に1度行うことで、ふだん目につかない場所のカビの発生や、害虫の侵入経路を発見できたり、おうちの補修が必要なところを見つけることにも役立ちます。
- お部屋に溜まるチリやホコリには、ダニ・ダニの死骸・カビの胞子・花粉など(ハウスダストと呼ばれています)が含まれていて、アレルギー性気管支ぜんそくの発作の原因となる場合があります。
- おフロやキッチンなど、湿気の多い場所のおそうじを怠ると、カビが発生しやすくなります。
- 照明器具・換気扇・エアコンなどのおそうじを怠ると、性能が低下し、お部屋の環境が悪化することがあります。また、エアコンなどのフィルターにカビが繁殖し、においやアレルギー物質がお部屋に出てきてしまいます。
- 整理整頓をせず、ものがお部屋や通路に積み上げられたり散乱していると、転んでしまう原因になるだけでなく、火災や地震など非常時の避難の妨げになり大変危険です!